SHAKOTAN HANTO - foods

仁木町
けいら農園

生椎茸

 

菌床のイメージを変えた
肉厚で食べやすい椎茸

 

ごろっと、ぶりんっと、肉厚。食べ応えのある、けいら農園の椎茸。丸くて可愛らしいフォルムと、適度な弾力に、思わずほおずりしたくなります。え?ならないって?

 

けいら農園では、おがくずに菌を植え付けて育てる「菌床栽培」を採用しています。もしかすると皆さんの中には、「菌床栽培のキノコはカサがペラペラだから、あまりおいしくないんじゃ??」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが……実はキノコの栽培・管理技術はどんどん進化しているんです!

 

菌自体の改良が進んでいると同時に、ハウス内の環境(昼と夜の寒暖差、湿度など)や栽培を始める前の菌床のお手入れをしっかりすることで、「ごろっと、ぶりんっと」な肉厚椎茸に育てることが可能に。

 

 



さらに、けいら農園では水分補給の方法が独特です。シャワーのように上から水を与えるのではなく、菌床を袋に入れて常に水に浸かった状態に保ちます。この一手間で、余計な水分吸収を防ぐのです。だから、椎茸特有の独特の“水臭さ”がありません。椎茸嫌いのお子さんも、「けいらさんちのなら食べられる!」と言うほどだとか。

 

そのまま網焼きにしたり、お鍋に入れたり。お出汁がしっかり出るので、スープなどに入れてもGOOD。スライスして冷凍しておけば保存がきいて、調理スピードもグンと上がるのでオススメです。

 

農作業中に小腹が空いたら、椎茸、チーズ、シーチキンをホイルにのせ、ストーブの上で焼くのが計良さん流の食べ方。トースターやフライパンでも簡単に調理できるし、トマトソースや塩胡椒など味付けを変えてもいけそうです。ビールにも合いそうですね!!

けいら農園
計良 友一 さん

新しいことに前向き、前向き!


 

夏はトマト。冬はホウレン草。冬から春は椎茸を栽培している計良さん。おじいさんの代からリンゴやサクランボなどを育てていましたが、贈答用の需要減や気候の変化もあり、トマト栽培に力を入れるようになりました。

北海道の冬は寒さが厳しく、雪が積もるため野菜栽培をお休みしていることがほとんど。そこで農閑期の間に安定的に収入が得られる作物として、椎茸栽培を始めたそうです。



「なんだかんだ言って、料理をする人、食べる人が“うまい”と言ってくれるものを作らないとダメだよね」と言うように、“きちんと美味しいもの”を作り続けることを大切にしている計良さん。農園のトマトには固定ファンも多く、夏になるとわざわざ大阪から買い求めに農園を訪れる人もいるのだとか!

新しいことに挑戦するアイデアマンで、暖房費や資材費をかけないオリジナルハウスを設計したりと、経営のあちこちに工夫が。hanto bento開発にも快く協力していただきました。
こつぶでピリリな こぼれ話 - Tidbits & Trivia
けいら農園の椎茸の一番おいしいシーズンは、栽培が始まる10月頃。まずは、この時期を目掛けて購入を。シーズンオフでも楽しめる乾燥椎茸『乾しいたけ』は、少量生産なので貴重です!パッケージには計良さんのお子さんがデザインした椎茸キャラが。いい味、出してます。椎茸だけに。
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椎茸
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仁木町
けいら農園
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