SHAKOTAN HANTO - foods

神恵内村
いちき岡田商店

神海苔 ~極~ きわみ

 

てまひまかけるから、
さらにうまい

 

沿岸地域に暮らす人にとっては「冬のうまいもん」の常識である “岩海苔”。神恵内村では毎年1〜3月になると極寒の海岸沿いで海苔採り、そして板海苔づくりが始まります。

 

板海苔づくりは、根気勝負。海苔(海藻)の生える場所によって繊維質などが異なるため、バランスよく収穫。収穫後は少量ずつ細かく裁断。簾に均等に敷いて、乾かします。

 

最速で4日。通常の業務をこなしてだと、約1週間の時間がかかるのだとか。特に岡田商店では海藻を細か〜く裁断し、ゆっくりじっくり乾燥。収縮や歪み、穴あきを防ぐための手間ひまをかけています。

 

 

 

岡田商店の「神海苔〜極〜」は、大寒の1〜2月に限定して作られる超貴重な板海苔。しっとり、しなやかで香りも抜群です!

 

岩海苔を食べる前には、火で軽く炙るのがお約束。香ばしさの中に海の香りがふわっと漂い、「白米を!今すぐ白米をーーー!!」と、お腹が悲鳴をあげることでしょう。

 

※「神海苔〜極〜」はワンシーズン50パックの限定販売(店頭のみ)。今後は、神恵内村のふるさと納税の返礼品としても採用される予定です。

いちき岡田商店
岡田 順司 さん

魅力を創造しまくる


村のアイデアマン


 

生鮮食品からお弁当、日用品まで、日々の暮らしに必要なものを取り揃えるいちき岡田商店。創業118年の老舗小売店として、村にとって欠かせない存在になっています。

神海苔づくりを手掛けるのは、取締役の岡田順司さん。岩海苔づくりを始めたのは4年前でした。



全てが手作業で製造量が限られていることもあり、これまでは市場には流通せず、地域内(固定客からの受注)で完売する「地元だから知っている(漁師さんとコネがある人が食べられる)」海産物だった岩海苔。

この季節の、この地域ならではの恵みをたくさんの人に知ってもらい、村をPRしたい。そんな思いで岩海苔をスタート。地元の海苔づくりマスターである漁師のご夫婦に技術を教わりながら、毎年レベルアップしているところだとか。

岡田さんといえば神恵内村魅力創造研究会のメンバーとしても活躍中。岩海苔を使ったミルフィーユ弁当の開発や、海苔づくり体験などユニークな企画を打ち出すアイデアマンです!
こつぶでピリリな こぼれ話 - Tidbits & Trivia
岩海苔がとれるシーズンのピークは、極寒の2月。あまりにも寒すぎて、15分くらいでガタブルします。海藻1kgをとって作れるのは15枚ほど。貴重、超貴重。買えた人は心して食してください!!