SHAKOTAN HANTO - foods

小樽市
(有)三浦水産

ニシン甘露煮

 

ふっくら、柔らか
料理人顔負けの逸品

 

積丹半島の歴史や産業、文化に大きな影響を与えたニシン。かつては北前船で本州に運ばれ、京都などではニシン蕎麦として食されてきました。

 

三浦水産のニシンの甘露煮は、お蕎麦に乗せた時に全体がマッチするような味付け。主張しすぎず、かつニシンだけ食べても美味しい。絶妙な味付けに仕上げています。

 

 

製造方法を少しだけ紹介すると、まずは一夜干しの身欠きニシンを米のとぎ汁で1日かけて戻し、湯引きして余分な脂を落とします。そして、砂糖やみりん、醤油などで2日間かけて炊き上げる…という工程。

 

一般的には短時間で製造するために水飴を使って型崩れを防ぎますが、三浦水産が目指すのは料理職人が作るような甘露煮。時間はかかりますが、ふっくらで柔らかな食感が楽しめる方法にこだわっています。お蕎麦の上に乗せる他にも、ニシン重(うな重のニシン版)にしたり、おつまみとしてもヨシです!

三浦水産 三浦 一浩 さん
三浦 一浩 さん

ブランドに恥じることない
商品づくり


 
明治43年に創業し、1世紀を超えて続く老舗企業の4代目である三浦一浩さん。初代からの方針である「お客さまの信用を第一として、本場の味、本物の味を提供する」をモットーにしてきました。

商品ライナップは甘エビの塩辛、明太子、カズノコ、タラコ、ウニの佃煮、イクラなど、北海道を代表する加工品が勢揃い。原材料は、旬の一番美味しいものでなければ作らないというこだわりぶりです。



三浦さんは「代々続いてきた【入久(いりきゅう)三浦水産】のブランド名をつける限り、品質は落とせない」と言い切ります。

儲けようと思えば、楽をしたり、品質を落として商品自体を安く仕上げることはいくらでもできてしまう。ですが「真心の味」を作り続け、「人のやらないことをやる」ことに三浦水産らしさがあります。
こつぶでピリリな こぼれ話 - Tidbits & Trivia
三浦水産のオフィスには、自社をはじめ当時の水産加工会社の商品パッケージがズラリ!デザインの一部は、復刻版として販売されたこともあったそう。レトロでオシャレ、懐かしくて新しい、一見の価値ありです。