SHAKOTAN HANTO - foods

仁木町
NIKI Hillsワイナリー

フルーツビネガー

 

最高品質から生まれる
贅沢なフルーツプロダクト

 

皆さんが思い浮かべる「果物の加工品」といえばなんでしょう? ジュースやジャム? スイーツなんかもいいですね! 積丹半島のエリアでちょっと珍しいフルーツプロダクトとして目を引くのが、NIKI Hillsのフルーツビネガー。「ナイアガラ(ぶどう)」と「紅玉(りんご)」の2種類があります。

加工に仕向けられる果物は、一般的に形が悪かったり傷がついてしまったりして流通に乗らないものを使うことが多いもの。ですがNIKI Hillsでは旬の果物のおいしさを広く知ってもらいたいという想いから、生食として十分に販売できる品質の果実を使っています(糖度は16〜17度!)。

 

 

お酢は昔ながらの伝統的な木桶仕込みで製造する、三重県の酢醸造元とコラボレーション。菌の力を活かしてゆっくり時間をかけて作られる醸造酢に、NIKI Hillsの果実から搾った果汁をプラスしています。

ワインビネガーはソーダ割りで楽しんだり、ドレッシングとしても使えますが、hanto bentoでは「すし酢」として活躍(ナイアガラを使用)。爽やか・まろやかな酸味の酢飯に仕上がり、他の具材の邪魔をしないという驚きの結果に。フルーツビネガーの新たな活用方法の発見です!

(株)NIKI Hillsヴィレッジ
舟津 圭三さん・麿 直之 さん

自分たちでできることは
自らの手で


 

2014年から構想がスタートし、2019年にグランドオープンしたばかりのNIKI Hillsワイナリー。農園内にはワイン用のブドウ畑や醸造所、生食用の果樹畑、ナチュラルガーデンやナチュラルフォレスト、宿泊施設などが整い、シーズンごとに美しい景観が楽しめます。

果樹を育てるにあたり、有機肥料で土を肥やして農薬使用を最低限に留め、除草剤は一切使いません。必要なものは使うけれど、自分たちの手でできることは自分たちで。それがモットーだそう。



木の上でしっかりと熟した果実は、水々しく、甘みがのって格別なおいしさ。本来なら現地に足を運んでそのままいただきたいところですが、お客様に1年を通して果物を楽しんでもらうために始めたのがフルーツプロダクトの開発でした。畑づくりと同様に、加工に関しても「不必要なものは加えず、手を掛けるべきところは掛ける」というスタンスです。

ワイナリーツアーとテラスでのワインの試飲、仁木町の食材をふんだんに取り入れたフレンチコースを堪能…。他にもみどころがいっぱいのNIKI Hillsへ、ぜひ一度足を運んでみてください!
こつぶでピリリな こぼれ話 - Tidbits & Trivia
スタッフの皆さんはユニークな経歴の持ち主が勢ぞろい。総支配人の舟津さんは南極大陸を横断した世界の6人のおひとり。ワインの醸造を担当する麿さんは異業種からの転身ですが、製造したワインが数々のコンテストを受賞するなど大活躍! 皆さんとお話しするのも、NIKI Hillsでの楽しみ方かもしれません。