SHAKOTAN HANTO - foods

古平町
東しゃこたん漁協

煮アワビ

 

柔らかさと旨味に
驚きいっぱい!幸せいっぱい!

 

しっとり、柔らか。口いっぱいにジュワ〜ッとうまみが広がる東しゃこたん漁協の「煮アワビ」。本州のアワビと異なり少し小ぶりなサイズだけれど、食感と甘みがたっぷり。これがエゾアワビの特長です。

 

東しゃこたん漁協では、漁場によって漁獲サイズを厳選し(古平と美国は6.5cm以上、積丹は7.5cm以上)、資源管理に取り組んでいます。

 

 

アワビの特長を損なうことなく、いかに美味しく加工するか。「煮ると硬くなる」というアワビの定説を覆した黄金律は、窒素フリーザーで冷凍した後、高圧蒸煮(じょうしゃ)機で蒸し煮にするという方法。

 

この工程を踏むことで、アワビの歯ごたえを絶妙に残しつつ、調味液をしっかり染み込ませることが可能に。調味料は無添加(醤油は非遺伝子組み換えの大豆を使用)で、安全・安心にもこだわっています。

東しゃこたん漁協
生産部 田口 芳久さん

未曾有の豊漁から生まれた
看板商品


 

やわらか煮の商品開発の背景は、未曾有(?)の豊漁だったという裏話を教えてくれたのは、東しゃこたん漁協生産部の田口部長です。

それまでの漁獲量は年間1〜2tほどでしたが、商品開発が始まった年はなんと例年の10倍ものアワビが獲れたそう。アワビを無駄にしないためにはどうしたら良いか。とにかく急いで商品化に漕ぎ着けなければならなかったため、毎日夜遅くまで試作を繰り返しました。



そうして完成した煮アワビでしたが、当初はその柔らかさゆえに「トコブシなんじゃないの??」と言われることもあったのだとか。田口さんをはじめとする生産部でエゾアワビと商品の特徴について丁寧に説明しながら、徐々にファンを獲得していきました。

ところで田口さんのオススメの食べ方は、スライスしてお酒のアテに。調味液と一緒に炊き込みご飯にしても抜群に美味しいのだとか!たまには贅沢に、いいじゃないですか!!?
こつぶでピリリな こぼれ話 - Tidbits & Trivia
波打つ海面で磯舟の位置をキープしつつ、殻や肝に傷つけずに水深が数メートルもある海中のアワビを獲る。想像するだけで、すごいテクニックが必要なアワビ漁。同漁協では60名の漁師の皆さんが活躍しています。かっこいい!!
Category
あわび
Information
古平町
東しゃこたん漁協
Location